SendGrid、メールワイズ、kMailer kintoneと連携するならどれがおすすめ!?

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おはやっぷー
かなへいだよ(^v^)

みなさん、kintoneを使っていてこんなこと思ったことありませんか??

「kintoneのデータを使って、ボタン一つでメールを送りたい。」

そんな要望をかなえるツールとしてよく候補としてあがるのがこれ!

  • SendGrid
  • メールワイズ
  • kMailer (←NEW!2018年1月)

そこで、それぞれの特徴を比較して、
どちらがよりkintoneに向いているかを検証したいと思います。

今から導入をご検討されている方、ぜひご参考ください!

※あくまでも、システムの知識が薄い著者が、薄いなりに触ってみた感想です!
※画面キャプチャは本記事投稿時のものであるため、変更となっている可能性があります。

SendGrid

SendGridとは、クラウドベースのメール配信サービスです。
アカウントを取得するだけですぐに利用でき、
簡単・確実にメールを送信することが出来ます。

高いメール到達率、豊富なAPIなどが世界中で指示を集め、月間300億以上を配信しているそう。
公式ページから引用

料金は?

SendGridは、月に送るメール数によって、料金が5通りに分かれています。
月12000通までであれば、フリープランで利用できるので、
小規模なサービスやフリーランスエンジニアの強い味方ですね。

詳しくは公式ページをチェック!

SendGridとkintoneの連携方法

さっそくkintoneとSendGridを連携してみます。
参考にしたのはこのページです。
プラグインもこのページに記載されているものを利用させていただきました!

まずはSendGridの利用登録!

まずはSendGrid公式ページの【無料で始める】をクリックします。
クリックすると、新規会員登録の画面へ遷移します。
ここから順番に、メールアドレスやその他個人情報、SendGridの利用目的等を入力します。

利用目的はきちんと入力するようにしてください。
矛盾が生じていると後ほど確認が入りますが、その際にきちんと説明できれば問題ありません。

ライセンス代理購入、譲渡、二次利用はポリシー的にNGなので、  
システム開発案件等でお客様にメール機能として納品する場合は注意。

規約違反例についてはこちらをご参考ください。

APIキーを発行する

SendGridのアカウントが発行されたら、kintoneプラグインで使うAPIキーを発行します。

画面左の【Settings】内にある【API keys】をクリックします。
そのあと、をクリック!

すると下記のような画面が出てくるので、 APIの名前と、権限を設定します。

設定が完了すると下記画面が表示され、APIKeyが発行されます。
このKeyはこの画面でしか確認できないため、
後から必要になる場合は必ずコピーしておきましょう。
コピーした後、この画面を閉じることができるようになります。
※Keyがわからなくなったら再発行して付け直せばOK

これでAPIkeyは発行完了です。

メールテンプレートを作成する

次に、kintoneと連携して送信するメール本文のテンプレートをSendGrid側で作成します。

画面左の【Templates】内の【Transactional】⇒【CreateTemplate】をクリック!

その後、テンプレート名を入力し、右側にある【Actions】タブより【Add Version】を選択します。

メールテンプレートを作成できる画面に遷移します。
HTMLコーディングをする?それともドラッグ&ドロップで作る?と聞いてくるので、
お好きな方を選びます。わたしはドラッグ&ドロップで作る方を選びました。

SendGridは基本的にはHTMLメールをベースに作成していくようです。。
テキストメールを編集したい場合は【PREVIEW】から編集できます。

kintoneの項目を使用する場合は%〇〇%という形にします。
例えば、メールの冒頭の宛先(〇〇会社、△△様 の部分)を
kintoneの顧客アプリの保存されているレコードごとに自動入力してくれるので便利です!

kintone×SendGridプラグインを設定する

テンプレートが出来たら、kintone側の設定に入っていきます。
SendGridメール機能を付けたいアプリを選び、プラグインを適応します。

試してみると、kintoneの下記のフィールドは本文に載せることができました。

  • 文字列1行
  • リンク
  • 数値

※日付はそのままでは掲載不可能だったので、
 DATE_FORMATで文字列1行にしてあげれば解決しそうです。

設定が出来たら、一覧画面にテンプレートが選択できるドロップダウンが表示されます。
テンプレートを選択した後に、
を押すと、一覧で絞り込んだ宛先に対してメールが送信されます!

送信状況は、SendGridダッシュボードのActivityタブから確認できます。
送信相手のメールアドレスごとにログが残っており、
相手が開封したかどうかの確認までできるので大変便利!!

kintoneとの相互連携はできません。
例えば、送信状況をkintone側に掲載したり、
SendGrid側の送信状況にkintoneの顧客名を載せたりなどは
標準機能では対応不可能となっています。
(カスタマイズしたらできるのかもしれない)

メールワイズ

メールワイズとは、届いたメールを複数人で共有し、チームのメール業務を一元管理できるツールです。
kintoneを開発、提供しているサイボウズ社が提供しているサービスで、
kintoneとの連携事例も多くあります。
現在導入社数が5000社を突破し、さまざまな業界・職種で導入されているそうです。

※公式情報から引用
公式ページをチェック!

料金は?

クラウドサービスとしては比較的リーズナブルです!
1ユーザーあたり月額500円 ×契約ユーザー数(最低契約ユーザー数が2)なので、
最小月額1000円からスタート可能です。

※アカウント共有はポリシー上不可となっているので、
利用するユーザー分、アカウントを購入するようにしてください!!

メールワイズとkintoneを連携方法

メールワイズとkintoneの連携方法を紹介していきます。

まずはメールワイズのお試し申込!

すでにkintoneを導入していて、メールワイズの試用をしたい!という場合は
下記の方法で試用の申し込みが可能です。

STEP1  :サイボウズドットコムストアにログインします。

STEP2  :ログイン後、契約管理画面にある をクリックします。

STEP3  :kintoneを導入しているドメインを選択

STEP4  :メールワイズにチェックを入れてお試しボタンを押下

STEP5  :いつも使っているCybozu.comの環境にメールワイズが追加されます!

※会社単位でkintoneを契約しているけど、チームでメールワイズを使ってみたい。。という方は
 事前に自社のkintoneの管理者に相談してくださいね。

メールサーバの設定

メールワイズの画面を開くと、初めにメールサーバの設定を行う画面が表示されます。
表示の内容に従って、メールワイズに利用するメールサーバの情報を登録してください。

※自社で利用可能なサーバを情シス部門の方に確認してください。
※Office365対応しているため、弊社の場合だとサーバを立てる必要がなく、
 Office365のアカウント作成が必要となりました。

kintoneにアプリを追加

kintone側に下記の2つのアプリを作成します。

  • メールテンプレートアプリ
  • メールワイズと連携するアプリ(メール送信に使うメールアドレスが入っているアプリ)

それぞれのアプリの作成方法を、下記に詳しく記載しています。

メールのテンプレートアプリの作成

必要なフォーム

  • メールテンプレートタイトル(文字列1行)
  • メール件名(文字列1行)
  • メール本文(文字列複数行)

アプリが出来たら、メール本文を作成するような形でレコードを登録します。
kintoneの値を利用したい、【顧客名】や【担当者】等は”%%”を仮値としておいておきます。

メールワイズと連携するアプリの作成

例えば顧客管理アプリと連携して、メルマガ配信に活用したい
サービス管理アプリと連携して、サービスの締結日毎に決まった文面を送信したい

など、活用用途は様々ですが、
とりあえずメールアドレスと顧客名が入っているアプリであれば連携することできます。

ここではサービス【顧客管理】アプリとします。

顧客管理アプリの仕組み

フィールド名 フィールドコード フィールドタイプ
会社名 company 文字列1行
担当者氏名 customer 文字列1行
メールアドレス mail リンク
利用サービス Service ラジオボタン
試用終了日 EndDate 日付
試用終了日(メールワイズに載せる用) EndDateSystem 文字列(自動計算あり)
  スペース maillog
ユーザーID UserId 文字列1行

プラグインを追加し設定する

kintoneに初期導入されている、メールワイズ連携プラグインを使います。
顧客管理アプリにプラグインを適用し、下記のように設定します。

設定が完了すると、詳細画面に下記のようにテンプレートを選択してメールを作成するボタンが出てきます。

ボタンを押すと、メールワイズの画面にテンプレートとkintoneのレコードが引用されて送信画面が表示されます!

あとは送信ボタンを押すだけ!

メールワイズには相手が開いたかどうかをキャッチする機能まではありませんが、
先ほどの顧客情報アプリに送信メール一覧というかたちで、
下記のような履歴を残すことが出来ます!!
とっても便利ですね!

kMailer(New!2018年1月)

kMailerとは、2018年1月からサイボウズスタートアップス社が提供開始した、
kintoneとの連携専用のメール送信システムです。

kintoneで管理している顧客に向けて個別/一斉送信が可能。
送信内容には、kintoneからのテキスト引用はもちろん、添付ファイルを含んで送信することも可能。
添付ファイルはダウンロードリンク化され、セキュリティのためにパスワードがかかるようになります。
誰に、いつ、どんなメールを送信したか、受信者がいつ資料をダウンロードしたかをログとして確認も可能です。

公式ページから引用

料金は?

kMailerの料金パターンは1つだけでした。
もしかしたら、今後はプランが増えるのかもしれませんが、
2018年1月時点では、15,000円/月額(171,000円/年額)で一律なようです。

詳しくは公式ページをチェック!

kMailerとkintoneの連携方法

kMailerはkintoneとの連携を専門に作られたシステムなので、
連携はとても簡単でした。
公式でも紹介されているのですが、ここでも紹介します。

kintoneアプリを作成する。

kMailerを申し込む前に、kMailerでメールを送信するのに必要なkintoneアプリを作成します。

こちら(kMailer公式)に、テンプレートアプリが用意されているので、
ダウンロードし、kintoneに読み込みます。

読み込んだテンプレートからアプリを作成し、
それぞれのアプリから、【レコード追加】のAPIキーを発行します。

テンプレートの読み込み方法はこちら
APIキーの発行方法はこちら

kMailerの無料お試し申込

公式ページの【無料お試しの申込】より申し込みます。
必要事項を入力し、申し込みを行うと後日登録したメールアドレス宛に、
お試し環境のログイン情報が送付されてきます。

kMailerにログインし、初期設定をする

メールで送られてきた情報でkMailerにログインした後、
初期設定を行います。

STEP1  :メールサーバの設定を行います。
STEP2  :差出人設定を行います。
STEP3  :送信履歴アプリ、ログアプリの設定を行います。
      ※テンプレートアプリの中に含まれているので、それを指定してください。
STEP4  :添付ファイルのダウンロード回数を指定します。

※自社で利用可能なサーバを情シス部門の方に確認してください。
※Office365対応しているため、弊社の場合だとサーバを立てる必要がなく、
 Office365のアカウント作成が必要となりました。

kMailerでメールセットを作成する

メールセットとは、kMailerでkintone上のテンプレートアプリと、
メール送信に使うアプリの紐づけを行う作業です。
複数アプリにメール送信の機能を設置したい場合は、その分セットを作成します。

STEP1  :メールテンプレートアプリ(テンプレートからアプリ化したもの)の、
      URLとAPIトークンを指定します。

STEP2  :宛先管理アプリ(送信先メールアドレスの情報が含まれる任意のアプリ)の、
      URLとAPIトークンを指定します。

STEP3  :メールセットの名称を登録します。

STEP4  :【このテンプレートのJavaScriptをダウンロードする】から、
      JavaScriptをダウンロードし、
      宛先管理に指定したアプリにJavaScriptをアップロードします。

kMailerでメールのテンプレートを作成する

作成したメールセットの中にある、



の順にクリックすると、
メールのテンプレートを作成する画面に遷移します。

すると、下記のような画面が表示され、
宛先管理アプリとして登録したアプリに設置されているフィールドが選択でき、
メールのテンプレート内にフィールドを入れ込むことで、
kintone上のデータをメールに掲載することが出来ます!

さらに、選択できるフィールドタイプが、メールワイズやSendGridに比べて、
非常に多いのが特徴です!

選択できるフィールドタイプはこちら

宛先管理アプリからメールを送信する。

すべての設定を終えて、宛先管理として設定したアプリの一覧画面を開くと、
下記のように【メールを作成する】ボタンが表示されています。

これをクリックすると、先ほどKMailerで作成したメールテンプレートを選択できるようになっており、
テンプレートを選択して、内容を確認した後にメールを送信することが出来ます。
※送信ミスも防げそうですね。

色んな切り口からの比較表

長々と書きましたが、それぞれの特徴を様々な切り口から比較してみました。

メールワイズ SendGrid kMailer
言語 日本語対応 英語のみ。
日本語ドキュメントはあり
ブラウザの翻訳に注意!
日本語対応
環境 同じサブドメインの
cybozu.comの上に
kintoneとメールワイズが
存在すること
ブラウザがあればOK ブラウザがあればOK
メールサーバ 必要 不要 必要
料金 月1,000円~
+
サーバ運用コスト
12000通/月まで無料 月15,000円
+
サーバ運用コスト
kintoneとの
連携
メールアドレス、顧客名が掲載されているアプリを作成し、
レコードを利用してメールを送信する。
使用する
プラグイン
kintone側に標準搭載されている
プラグイン
SendGridが
提供している
プラグイン
なし。
※kMailerで設定後生成したJavaScriptを
kintoneアプリに適用する
テンプレート kintone側に
テンプレートアプリを作成する
※メールワイズ側で作った
テンプレートは使えない
SendGridで作った
テンプレートを使用
kintone側に
テンプレートアプリを作成する
テンプレート自体の編集は
kMailerからも
kintoneからも可能
画面の
わかりやすさ
わかりやすい 少し難しい わかりやすい
CC,BCC レコードごとに設定可能 設定不可 設定可!!
※アップデートされました
一斉送信 可能 可能 可能
個別送信 可能 不可 可能
誤送信の
可能性

※確認フロー設定可能

※ボタン押下後即送信

※送信前に
テンプレートと宛先を確認可能
利点 IT初心者に優しい
メール送信前に
文面と宛先を確認できる

一括送信、一通送信か選択可能
安くて多機能の上、
サーバ運用の事は考えなくていい
kintoneに特化しており、
サポートが充実

テンプレートに挿入できる
フィールドタイプの豊富さ

今後のアップデートにより、
さらに便利になる可能性あり

向いている業務 同じ内容のメールを
同時に複数名に送信する場合
(メルマガ送信など)
同じメールを
違うタイミングで
複数名に送信する場合
同じメールを
同時に一斉送信する場合

ただしプランによっては
1か月に送信できる上限はあり

送付するメールの内容が
顧客ごとに違う情報を
たくさん掲載する場合

例えば、請求書の発行や
試用期間のお知らせなど、
顧客ごとに入る数値が違うような
メールを送付する際に特化

まとめ

SendGrid と メールワイズ と kMailerは機能としては似ていた!
ただ、SendGridはどちらかといえば個人用として特化していて、
メールワイズはチームで使うように特化していた気がします。
間を取っているのがkMailer。

メールワイズはメールの受信もできるので、
kintoneとの連携だけでなくチーム間でのメール作業の属人化解消にとても役立つと思います。
kMailerは、まだ提供開始されたばかりでこのクオリティ!なので、
今後のアップデートにより、ますます使いやすいサービスとなるんじゃないかと思います。
SendGridはメールサーバを用意しなくてもいいという点で導入しやすさが圧倒的です。

初期導入コストをある程度かけてチームで使うのであればメールワイズ、
初期導入コストをかけ、kintoneと連携させるのに特化した使い方をするのであればkMailer
スモールスタートで始める(もしくは個人事業主の方)であればSendGrid

かなと個人的には思いました!!

今後、この記事はどんどんブラッシュアップしていこうと思います!

本記事に関して、~はちがうよ!!というところがあれば、
教えてもらえるとたすかりますm(__)m

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武富佳菜
2014年に神戸デジタル・ラボに入社した若手メンバー。ニックネーム:かなへい。文系出身。社内1番のkintoneマスター!kintoneのイベントにちょこちょこ出没する、肉食系女子。非エンジニアで売り出し中の中まさかのkintoneを持ったまま情シスへ移動。kintoneの推進を社内・外問わず担当中。好きな食べ物、オムライスとマカロンとチョコレート。趣味はハムスターの動画収集。