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こんにちは。かなへいですー。
kintoneユーザーの皆さん!Webhookの機能、使っていますか??
わたしも、使う前は
「高度な技術が要るんじゃないか・・・」とちょっと敬遠していたんですが、
実はシステム素人さんでも簡単に設定できるんですよ(^v^)
今日は、その設定方法と、わたしがどう使っているかをお話ししたいと思います。
目次
Webhookとは?と検索すると、
「WebhookとはPOSTリクエストする仕組みの事です」とか
「他のシステムに連携する仕組みです」とか
色々出てくるんですが、システムに慣れていないとどれもピンときませんよね。
そんななか、サイボウズさんのブログでシステムの事に詳しくなくても、
とてもわかりやすく書かれている記事がありました!
大体上記記事を読むと、Webhookとはなんぞやというところがわかると思います。
Webhookを使ってできることは、kintoneでの下記アクションが実行されたことを、別のシステムに通知させることができます。
弊社では、社内のコミュニケーションツールとしてslackを活用しているので、
常にslackを表示しています。
slackを使い始めてからは、メールでのやりとりはぐんと減り、
メールを確認することも少なくなりました。
そのため、kintoneからの通知をslackへ飛ばすことができれば、
通知を見落とすことなく対応できるので、わたしにとっては大変便利なんです(^v^)
わたしは下記の記事内容を参考にして設定していきました。
ただ、公開時と少し変わったのか、設定画面の文言等が違ったところもあったので、
あらためてわたしがやった内容をご紹介します。
まずは、Webhookを設定するアプリを選びます。
すでに運用中のアプリでも、これから新しく作成してもいいです。
わたしの場合は、kintoneのプラグイン利用申し込みをフォームクリエイター×kintoneを使ってやっているため、
プラグイン利用申し込みアプリにWebhookを設定し、
申込が来たらslackに通知が行くような設定を施しました。
▼ 設計の全体像はこんな感じです
Webhookを扱うためにZapierというサービスを使います。
Zapierを使えば、従来はエンジニアでなければできなかったような自動化設定を、誰でも簡単に作成できます。
slackの他にもTwitterやFacebookなど、扱えるシステムやサービスが豊富に用意されています。
上記URLからZapierトップに遷移し、画面上部の【Sign Up】を押下します。
メールアドレス、FirstName(名)、LastName(姓)、任意のパスワードを入力して登録するとすぐに使えるようになります。
Zapierの登録が完了したら、画面上部の 【Make a Zap!】をクリックします。
すると、トリガーとするアプリケーションを選択できるため、【Webhooks】を選択します。
その次の画面で、そのトリガーの役目を選択します。
今回は、kintoneからのレコード追加、編集等の情報をキャッチしてslackへと渡す役割を担うため、
【Catch Hook】を選択します。
その次の画面では何も入力せずに【continue】を選択します。
次の画面で、WebhookのURLが生成されるので、それをコピーします。
その後、Webhookを設定する予定のkintoneアプリの【アプリの設定画面】を開き、Webhook設定画面へ、下記画像のように設定を行います。
kintone側の設定が完了したら、Zapierの画面に戻り【Ok,I did this】を押下します。
これで設定は完了です。
※私の場合、【Ok,I did this】を押下した後何も画面遷移せず、5分ぐらい待った後にエラーになりました。
エラーになった場合はSkipすればOKです。
Skipすると問題なく設定は完了しますし、動くので大丈夫。(たぶん)
エラーになった原因は、kintone側のアプリにサンプルとして使えるレコードがなかったからでした。
なので、Webhookの設定を完了させた後、kintoneにレコードを1件登録(Webhookのトリガー内容による)すると、
サンプルを取得することができました!
続いてslackへ通知を表示する設定を行います。
TRIGGERが設定出来たら、次はACTIONの設定を行います。
アクション(通知)を表示したいサービスを検索し、選択します。
slack、Chatwork、Facebook、Twitterなど、豊富に選択できます。
slackを選択したら、どのような機能を追加するかを選択します。
今回は、ダイレクトメッセージではなく、チームメンバーが所属するチャンネルに通知を表示させたいため、
【Send Channel Message】を選択します。
続いて、slackのアカウントとの紐づけを行います。
を押下します。
普段からそのブラウザでslackを使っている人は、自動的に参加中のワークスペースが表示され、選択することが出来ます。
諸々注意書きが出てくるのですべて確認し、問題なければを押下してください。
続いてslackにどのように通知を表示させるかの設定を行います。
通知の部分は、例えば「通知が来ました!アプリを確認してください。(アプリのURL)」を設定してみたり、
アイコンのところはbotとして認識できるような任意のアイコンや名前にしてあげてもいいかもですね!
ちなみにわたしは、botの名前を クラコレちゃん にしてます\(^o^)/
設定が終わったら、必要であればTESTボタンを押下すれば完了です。
kintoneにプラグインの申し込みが来たら、こんな感じでslackに通知が来ます。
※ガチでつかってるチャンネルなのでモザイクばかりですみません。
slackなら、こんな風に対応したよという印を絵文字でつけられるので、
コミュニケーションコストが下がりますよ^^
通知のコメントは、サンプルの取得が上手くいっていれば、
kintoneのレコードの内容を通知内容に含めることができます!
レコードのURLを載せたり、レコードタイトルを載せたりと柔軟にできるので大変便利でした!!
↑これは、わたしの同期である、AWS大好き芸人のはまくんが教えてくれました!
(kintone×Webhook、非常に便利だ!と、嬉しそうにわたしに教えてくれたあと、小躍りしながら自分の席に帰っていきました。)
Teamsに連携したときの、通知部分の設定イメージを貼っておきます♪
結果↓
正直Webhook機能が搭載されたときは、
「えーむずかしそう。」
「ノンプログラミングとか言って、やっぱりコーディングいるじゃーん」
と、触ろうともしなかったのですが、
使ってみると、「これなら標準機能!と言っていい」くらい簡単でした(ΦωΦ)
難しそう・・・。と敬遠している方がいれば、
ぜひこの機会に使ってみてください\(^o^)/
また、例として紹介したプラグインですが、情報検索プラグインのβ版提供中ですよー!
もうそろそろβをはずして有償化としようと思っているので、お試しがまだの方はこの機会にぜひ使ってみてくださいね。
では!